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必要なのは「仲良くする努力」より「距離の取り方」

苦手な人と同じ勤務だと、それだけでけっこう憂鬱になる。

しかも、その人と関わる場面が多い日なんかは、もう最初から少し負けている。
勤務が始まる前から地味に削られる。
たぶん、ああいうのは体力じゃなくて、別のHPを使っている。

正直、逃げたい。

でもまあ、毎回きれいに逃げられるわけでもない。
職場を変えても、人間関係の面倒くささまで全部消えるわけじゃない。
どこに行っても、合わない人はたぶんいる。
それはもう、わりと雑に優しくない現実だと思う。

だからこそ、必要なのは「仲良くしよう」と頑張ることじゃない。

なるべく関わらない。
必要な時だけ関わる。
それで十分だ。

関わらないといけない場面では、要点をまとめる。
会話は短くするために。
できるなら、イエスかノーで終わる形にする。

変に愛想を足したり、空気を読みすぎたり、
無理に感じよくしようとすると、そのぶんこっちが消耗する。

苦手意識があるだけで、同じ空間にいること自体が居心地悪い。
まあ、そりゃそうだと思う。
好きでもない相手に神経を使って、さらに仕事まで回さないといけないんだから、疲れないほうがおかしい。

こういう日は、普段の倍くらい疲れる。

でも、看護師を10年もやっていると、嫌でも自分なりの対処法ができてくる。
できてくるというより、作らないと持たない、のほうが正しいかもしれない。

必要以上に関わらない。
媚びない。
気を使いすぎない。

でも、喧嘩腰にもならない。

ここがたぶん大事なんだと思う。

相手に飲まれない。
でも、正面からぶつからない。
柳みたいに、少しかわす。

まともに受け止めるからしんどいのであって、毎回全部を真正面から受ける必要はない。
仕事に必要なやり取りだけして、それ以上は背負わない。
それだけでも、だいぶ違う。

人間関係で疲れるたびに思う。
優しくするとか、うまくやるとか、わかり合うとか、そういうきれいな言葉はあるけど、現場ではまず自分の心が無事なことのほうが大事だ。

苦手な人とうまくやれなくてもいい。
無理に好きにならなくていい。
ただ、必要以上に傷つかずにその勤務を終えられたなら、それで十分だと思う。

逃げられない日もある。
でも、全部をまともに受けない工夫はできる。

それは甘えじゃない。
自分を雑に扱わないための、わりとまともな対処法だ。

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